マットレスに関する疑問&悩み

【一目で分かる】マットレスの寿命を種類&メーカー別で比較

「マットレスの何年くらい使える?」「寿命はどのくらい?」と疑問に思っていませんか。

結論から言うと、マットレスは使っている素材や厚み、メーカーによって耐久性が変わってきます。

そこでこの記事では、マットレスの寿命を素材・メーカー別に徹底分析し、最終的にどのマットレスの寿命が長いのか検証していきます。

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マットレスの寿命(耐久年数)はどのくらい?何年か一覧表で比較

マットレスの寿命について、各素材の種類で比較してみました。

各種類 寿命
高反発ウレタン 寿命およそ6~8年
低反発ウレタン 寿命およそ3~5年
ポケットコイル 寿命およそ8~10年
ボンネルコイル 寿命およそ6~8年
ファイバー 寿命およそ5~6年
ラテックス 寿命およそ6~8年

これらの表を元に、寿命が長いマットレス・短いマットレスの特徴は以下の通りです。

寿命が長いマットレスの特徴

寿命が長いマットレスの特徴として「反発力」があげられます。

反発力があるマットレスは、使用している素材や構造に安定感があるのでより長持ちするためです。
(※反発力と寿命は必ずしも比例するわけではありません)

この反発力を作るのに大切なのが「密度」と「復元率」。
具体的には以下の基準を満たしたマットレスは耐久性が高いといえます。

  • 「密度D」:30D以上であれば耐久性が高い
  • 「復元率%」:90%以上であれば耐久性が高い
  • このことから、反発力のある高反発(ウレタン)マットレスは比較的寿命の長いものが多いです。

    また、ベッドマットレスではありますが、バネのあるコイルマットレスも長持ちしやすいです。

    ポケットコイルマットレスは、コイル一つ一つを筒に包んで体を支え、日本人の体に馴染みやすい寝心地が特徴です。

    同様にボンネルコイルもコイルを使っていますが、コイルを連結させて作られているので、硬めの寝心地になっています。

    寿命が短いマットレスの特徴

    一方で寿命が短いマットレスの特徴として、以下があげられます。

  • 反発力が弱く柔らかい
  • マットレスの厚みが薄い
  • 品質の悪い素材を使っている
  • 品質の悪くないメーカーであっても、低反発ウレタンのような柔らかい素材は、やはり高反発に比べて耐久性が劣ります。

    人気格安マットレスメーカーの寿命(ニトリ・無印等)

    当サイトでは人気な格安メーカーをピックアップし、それぞれの寿命はどれくらいなのか分析してみました。

    ニトリのマットレスの寿命
    約3~5年
    無印良品のマットレスの寿命
    約3年
    西川エアーマットレスの寿命
    約6~8年
    トゥルースリーパーのマットレスの寿命
    約3~5年
    エアリーマットレスの寿命
    約5~6年
    ブレスエアーマットレスの寿命
    約5~6年
    マニフレックスのマットレスの寿命
    約8~10年
    コアラマットレスの寿命
    約6~8年

    ニトリのマットレスの寿命

    引用:ニトリ公式(https://www.nitori-net.jp/)

    ニトリのマットレスの寿命は約3~5年程度となります。

    値段が1万~3万円と安いですが、耐久性はあまり高くありません。

    ただし、人気商品であるNスリープ(画像参照)は5~6年ほどは持つので、選ぶ種類によっても変わってくるでしょう。

    値段と耐久性を天秤にかけつつ選ぶことをおすすめします。

    無印良品のマットレスの寿命

    引用:無印良品公式(https://www.muji.com/jp/)

    無印良品のマットレスは寿命がそこまで高くなく、平均して約3年となります。

    ただし無印良品には1万円以下のものから、10万円以上するものまで種類があるので一概には判断できません。

    低価格のノンコイルマットレスや薄型マットレスであれば約3年、高価格のコイルを使ったベッドマットレスであれば約5~6年は持つでしょう。

    西川エアーマットレスの寿命

    引用:ニトリ公式(https://www.nitori-net.jp/)

    スポーツ選手に人気の西川エアーですが、寿命はおよそ6~8年程度となります。

    厚み8cmと薄型ではあるものの、高反発ウレタン素材で安定感があるので最低でも6年以上は持つでしょう。

    ただし表面に凸凹加工が施されており、長年使っているとその凸凹からへたりが始まってくるので、定期的にお手入れ(除湿対策など)は必要になってきます。

    トゥルースリーパーのマットレスの寿命

    引用:ショップジャパン公式(https://www.shopjapan.co.jp)

    トゥルースリーパーの寿命は約3~5年で短めです。

    低反発ウレタンマットレスなので、へたりやすく、長年使っていると色せる場合があります。

    あくまでトッパーとして既存の寝具に重ねるものなので、短期的に使いたい方に向いています。

    エアリーマットレスの寿命

    引用:アイリスプラザ公式(https://www.irisplaza.co.jp/)

    アイリスオーヤマが販売するエアリーマットレスは、寿命が約5~6年です。

    使用しているファイバー素材は、水に強いポリエチレンでできており湿気に強いのが特徴です。

    そのため寝汗など湿気でへたる可能性は低いですが、ファイバー素材そのものの耐久性がそこまで高いわけではありません。

    また厚みもそこまでないことから、およそ5~6年ほどとなります。

    ブレスエアーマットレスの寿命

    引用:dinos公式(https://www.dinos.co.jp/)

    東洋紡が販売するブレスエアーの寿命は約5~6年です。

    ブレスエアーにはマットレスの他に敷布団も販売されていますが、いずれもファイバー素材を使用しています。

    そのため湿気によるへたりは少ないですが、高反発ウレタンやコイルマットレスにはやや劣るため、平均的な5~6年ほどとなります。

    マニフレックスのマットレスの寿命

    引用:マニフレックス公式(https://www.magniflex.jp/)

    多くのスポーツ選手に愛用されているイタリアメーカー「マニフレックス」。

    寿命は約8~10年と長くなっています。

    マニフレックスには敷布団・折りたたみ・ベッドマットレスと多くの種類がありますが、いずれも耐久性が高く、厚みが薄いものでも寿命5年以上は期待できるでしょう。

    耐久性の高さの理由として、独自で採用している"エリオセル素材"があり、ウレタンとはまた異なる通気性の良い素材が特徴です。

    コアラマットレスの寿命

    引用:コアラマットレス公式(https://jp.koala.com)

    コアラマットレスの寿命は約6~8年です。

    厚み23cmもあるベッドマットレスなので安定感があり、耐久性もしっかりしています。

    ただし硬さがやや柔らかめなので、体重が重い方はややへたりが早くなる可能性があるので注意しましょう。

    高級ベッドマットレスブランドの寿命(シモンズ・フランスベッド等)

    マットレスを10年以上使う予定であれば、厚み15cm以上のベッドマットレス、中でも高級ブランドがおすすめです。

    高級ブランドは値段がやや高いですが、長期的に使うことを考慮すればコスパは悪くありません。

    シモンズの寿命
    約10年以上
    フランスベッドの寿命
    約10年以上
    エアウィーヴの寿命
    約8~10年
    シーリーの寿命
    約10年以上
    テンピュールの寿命
    約8~10年

    高級マットレス①シモンズの寿命

    引用:シモンズ公式(https://www.simmons.co.jp/)

    シモンズの寿命は約10年以上です。

    種類が多くあるので一概には判断できませんが、長いものであれば15年以上使えるベッドマットレスもあります。

    特徴としてはポケットコイルを使ったマットレスで、日本の工場で一つ一つ丁寧に生産されているので安定感が◎。

    なお、予算が10万円以上の方向けですが、10万円以下で購入できるシリーズもあります。

    高級マットレス②フランスベッドの寿命

    引用:フランスベッド公式(https://www.francebedshop-plus.com/)

    フランスベッドの寿命は約10年以上です。

    名前には"フランス"と付いていますが、実は日本企業が販売しており日本で製造されています。

    そのため日本の気候に合った作りがされているので、湿気ですぐにへたるといった心配が基本的にはありません。

    ボンネルコイルをメインに使っているので、硬めの寝心地が好みな人向けです。

    高級マットレス③エアウィーヴの寿命

    引用:エアウィーヴ公式(https://sleep.airweave.jp/)

    エアウィーヴの寿命は約8~10年ほどとなります。

    エアウィーヴはファイバー素材でできており、寝汗などの湿気に強いのが特徴です。

    そのため湿気でへたるという心配がありません。

    なお、エアウィーヴにはマットレスの他に敷布団やベッドパッドがありますが、厚みのあるベッドマットレスほど長持ちしやすいです。

    高級マットレス④シーリーの寿命

    引用:シーリー公式(https://sealy-jp.com/)

    シーリーの寿命は約10年以上です。

    独自の「ポスチャーテックコイル」を使うことで、体重の軽い人から重い人までしっかり受け止める反発力があります。

    そのため安定感があり、正しく長く使えば15年以上利用できるでしょう。

    ただし予算10~20万円は必要になってくるので、予算がある方向けとなります。

    高級マットレス⑤テンピュールの寿命

    引用:シーリー公式(https://sealy-jp.com/)

    テンピュールは約8~10年ほどです。

    テンピュールは低反発ウレタンを使用しているため、他の高級ブランドと比べると耐久性がやや落ちます。

    ただし高品質の素材を採用している上、厚みのあるベッドマットレスなので、一般的な低反発マットレスよりも長く使えるでしょう。

    柔らかい寝心地が好みな人向けです。

    まとめ:寿命の長いおすすめマットレスメーカーはコレ!

    いかがでしたか?

    これまでご紹介したメーカーから、特に寿命の長いメーカーを挙げると以下の通り。

    寿命
    料金
    西川エアー
    約6~8年 約4~8万円
    マニフレックス
    約8~10年 約3~10万円
    コアラマットレス
    約6~8年 約7~10万円
    シモンズ
    約10年以上 約8~60万円
    フランスベッド
    約10年以上 約5~50万円
    シーリー
    約10年以上 約12~60万円

    寿命だけでなく料金もしっかり考慮しつつ、予算内で選ぶと良いでしょう。

    実は上記のメーカー以外にも、予算が平均的な3~5万円ほどで、かつ寿命8~10年以上のコスパの良いマットレスはあります。

    詳しくは以下のリンクからチェックしてみてください!


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    マットレスを長持ちさせる&寿命を延ばす方法

    マットレスを購入したらできるだけ長く使いたいですよね。

    実は使い方次第で、マットレスの寿命は大きく変わってきます。

    そこでここからは、マットレスをより長持ちさせる(寿命を延ばす)方法をご紹介します。

    1. マットレスを定期的に陰干しする
    2. マットレスをローテーションにして使う
    3. マットレスに関連したアイテムを使う

    長持ちさせる方法①マットレスを定期的に陰干しする

    マットレスを長持ちさせるには定期的なお手入れは必須です。

    とはいえそこまで手間をかける必要はなく、マットレスを壁に立てかけて陰干しするだけでOKです。

    特にウレタン素材のマットレスは寝汗など湿気が溜まりやすく、へたりの原因にもなるので、しっかり除湿対策をしましょう。

    長持ちさせる方法②マットレスをローテーションにして使う

    月に1回程度、マットレスを上下・裏表ローテーションにして使う方法もあります。

    マットレスを一面だけで使っていると、特に体圧のかかりやすい腰部分が沈み込み、へたりの跡が付いてしまうことも。

    ローテーションにすることでへたりを防ぎ、より長く使えるでしょう。

    長持ちさせる方法③マットレスに関連したアイテムを使う

    またマットレスに他のアイテムを追加することで、へたりを防ぐこともできます。

    具体的には以下の通り。

  • マットレスの上に「敷きパッド」を敷く【汚れ対策】
  • マットレスの上に「ベッドパッド」を敷く【へたり対策】
  • マットレスの下に「すのこ」を使う【カビ対策】
  • マットレスの上に「トッパー」を重ねる【沈み込み&へたり対策】
  • これらはAmazonや楽天で安く購入できるので、マットレスを保護するアイテムとして検討すると良いでしょう。


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