マットレスに関する疑問&悩み

【買って比較】高反発と低反発マットレスの違い|腰痛向けはどっち?

「高反発と低反発マットレス、どっちを買えば良いの?」「違いはなに?」などと思っていませんか。

硬さが違うのはなんとなく知っていても、実は体格や睡眠環境によって選ぶマットレスは変わってきます。

そこで当サイトでは、高反発マットレス・低反発マットレスをそれぞれ購入し、具体的な違いを比較していきます。

マットレス選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

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どっちが良い?高反発と低反発マットレスの違い(比較表)

当記事では、高反発と低反発マットレスの違いを比較表にしてまとめてみました。

高反発マットレス 低反発マットレス
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硬さ
やや硬め~硬め~かなり硬め

柔らかめ~やや柔らかめ
腰痛効果 非常に効果的 期待できない
寝心地
【仰向け寝】
適度な反発力 柔らかい寝心地
寝心地
【横向き寝】
腰への負担が少ない 腰に負担がかかりやすい
寝心地
【うつ伏せ寝】
胸の圧迫感がある 心地良い
寝返り しやすい しづらい
耐久性 ヘタりにくい ヘタりやすい
折りたたみ ギリギリ三つ折り可
(三つ折りタイプなら可)
三つ折り可

この表から、マットレスで腰痛改善させるなら「高反発マットレス」、とにかく柔らかい寝心地が好みなら「低反発マットレス」が最適といえます。

腰痛改善させるなら「高反発マットレス」がおすすめ

もし腰痛を改善させたい、横たわった時の腰の負担を減らしたいという場合は、高反発マットレスがおすすめです。

低反発マットレスの場合、反発力が弱く柔らかいため、体が深く沈みます。
その結果、腰部分に体圧が集中し腰痛の原因に繋がってしまいます。

×低反発マットレスの場合

一方高反発マットレスであれば、しっかり反発してくれるので、一部分に負担がかかりにくいのが特徴です。

◯高反発マットレスの場合

いわゆる高反発マットレスは体圧分散性が高いので、腰に集中しやすい体圧を全身に分散させ、負担を軽減してくれるんですね。

このように、一見低反発マットレスの方が柔らかく寝心地が良さそうですが、睡眠中の体には良いのは実は高反発マットレスとなっています。

柔らかい寝心地なら「低反発マットレス」がおすすめ

一方で、とにかく柔らかい寝心地が良い、という場合は低反発マットレスが最適です。

また、以下のように体重に合わせて選ぶと、体に合った硬さのマットレスが選べるので参考にすると良いでしょう。

各体重
適合の硬さ(N)
体重45kg以下
硬さ75N以下【低反発】
体重46kg~60kg
硬さ110~140N【高反発】
体重61kg~80kg
硬さ140~170N【高反発】
体重81kg~100kg
硬さ200~220N【高反発】
体重101kg以上
硬さ200~280N以上【高反発】

参考:消費者庁(https://www.caa.go.jp/policies/)

したがってこの表から、体重45kg以下の軽い方に低反発マットレスは向いています。

また、うつ伏せ寝が基本姿勢である場合も、低反発マットレスを使うと胸の圧迫感がなく最適でしょう。

なお、それ以外の場合(体重46kg以上の方)であれば、前述通り高反発マットレスがおすすめです。

【検証】高反発と低反発マットレスを実際に買って比較

ここからは、実際に高反発マットレスと低反発マットレスを購入し、主に5つの違いを比較していきます。

今回当サイトでは、各マットレスの中でも人気の高い「モットン」と「トゥルースリーパー」を購入して比較してみました。

今回比較&検証で使ったマットレス
  • 高反発マットレス
    モットン硬さ170N
    (モットンの詳細記事はコチラ)
  • 低反発マットレス
    トゥルースリーパー硬さ70N
    (トゥルースリーパーの詳細記事はコチラ)
  • それでは一つ一つ見ていきましょう。

    1. 寝心地(硬さ)
    2. 腰への負担
    3. 寝返りのしやすさ
    4. 耐久性
    5. 折りたたみ

    高反発&低反発の比較①寝心地(硬さ)

    はじめに寝心地(硬さ)で比較すると、お分かりいただけるように高反発マットレスは硬め、低反発マットレスは柔らかめとなります。

    実際に手の平で体圧をかけると、高反発マットレスは反発されるのを感じます。

    高反発マットレスの場合

    次に低反発マットレスで試すと、体圧を吸収し、あまり反発されません。

    低反発マットレスの場合

    低反発素材は柔らかいので、マットレスと体がぴったりと密着し、万人受けしやすい寝心地の良さといえます。

    一方高反発素材は硬さがありますが、とはいえ硬すぎるわけでもなく、適度な硬さと柔らかさが融合した、また別の寝心地の良さと言えるでしょう。

    寝心地に関しては、人それぞれ好みが異なるため、好みに合わせて判断するのがおすすめです。

    高反発&低反発の比較②腰への負担

    2つ目に腰への負担で比較すると、間違いなく高反発マットレスの方が負担が少なくなります。

    実際に高反発のモットンに横たわると、以下のように体を押し上げてくれるので深く沈み込みません。

    高反発マットレスの場合

    特に、体圧のかかりやすい肩と腰部分をしっかり支えているのが分かりますね。
    そのため、マットレスを直置きしても、床の底つき感がなく一枚のみで使えます。

    一方低反発のトゥルースリーパーに横たわると、体が沈み込み、腰を痛めやすい睡眠姿勢となってしまいます。

    また、一枚のみで使うのではなく、基本的には既に使っているベッドや敷布団の上に重ねて使うのが一般的です。

    高反発&低反発の比較③寝返りのしやすさ

    反発力があるということは、寝返りのしやすさにも繋がります。

    実際に高反発マットレスで寝返りをすると、力を入れずに簡単にできました。

    高反発マットレスの場合

    寝返りをしないと血流がとどこおり、寝起きの体の痛みに繋がることも。
    そのため、寝返りが少ない方はこのような高反発マットレスの方が向いているでしょう。

    逆に低反発マットレスは寝返りを抑えるので、頻繁に寝返りをしてしまう方におすすめです。
    体が沈むので体が固定され、寝返りするのにやや力が必要になります。

    低反発マットレスの場合

    このように睡眠中の悩みに合わせて選ぶのも方法です。

    高反発&低反発の比較④耐久性

    次に耐久性ですが、一般的に耐久性が高いのは高反発マットレスです。

    そもそもマットレスの耐久性は「密度」と「復元率」というもので決まり、数値が高いほど耐久性が高くなります。

    実際に今回検証して使ったモットントゥルースリーパーを比較すると以下の通り。

    密度
    復元率
    耐久年数
    モットン
    31D 96.0% およそ8~10年
    トゥルースリーパー
    推定25D 推定80% およそ2~3年

    低反発マットレスは柔らかくヘタりやすいので、定期的なお手入れが必要になるでしょう。

    高反発&低反発の比較⑤折りたたみ

    最後に、低反発マットレスは柔らかいので折りたたみしやすいのが特徴です。

    高反発マットレスも折りたたむことは可能ですが、ゴムバンドで留める必要があります。

    そのため、もし高反発マットレスを毎日収納したい場合は、事前に折り目がついている三つ折りタイプの高反発マットレスが良いでしょう。

    \ 今回検証したマットレスはこちら /

    ▶︎口コミ評判はこちら

    ▶︎口コミ評判はこちら

    まとめ:高反発・低反発マットレスが向いている人

    さて、これまでの内容から高反発マットレスが向いている人・低反発マットレスが向いている人は以下の通りです。

    高反発マットレスが向いている人

    高反発マットレスが向いている人
  • 腰痛や肩こりで悩んでいる人
  • 体重46kg以上の人
  • 寝返りができず悩んでいる人
  • 仰向けまたは横向きが基本姿勢の人
  • マットレスで睡眠姿勢を矯正させたい人
  • 硬めの寝心地が好みな人
  • マットレスを一枚のみで使いたい人
  • マットレスを長く使いたい人(5年以上)
  • 体重46kg以上の方は基本的に高反発マットレスが向いています。

    また、マットレスで腰痛改善をするなら間違いなく高反発素材が最適でしょう。

    さらに、仰向けでなく横向き寝をする方も高反発マットレスがおすすめです。
    横向き寝は腰と肩に負担がかかるため、ある程度の反発力がないと痛みに繋がってしまうためです。

    低反発マットレスが向いている人

    低反発マットレスが向いている人
  • 柔らかい寝心地が好みな人
  • うつ伏せ寝をよくする人
  • 体重45kg以下の人
  • 筋力の弱い高齢者や子供
  • 寝返りを抑えたい人
  • マットレスを折りたたんで収納したい人
  • とにかく柔らかさにこだわりたい、という方は低反発マットレスがおすすめ。

    柔らかい手触りでどんな体型でも合わせやすい寝心地です。
    そのため、うつ伏せ寝をしても胸の圧迫感が少なく心地良く寝れます。

    基本的には筋力の弱い方や体重45kg以下の方向けですが、それ以外に該当する方でも方法次第では低反発マットレスが使えます。

    例えば、高反発マットレスの上に重ねて使う方法や、二層構造になっているマットレスを使うなどがあります。

    目的別に選ぶ、高反発&低反発のおすすめマットレス5選

    最後に高反発・低反発それぞれのおすすめできるマットレスをご紹介します。

    ぜひ目的に合わせて選んでみてください。

    1. おすすめの高反発マットレス(薄型10cm)
    2. おすすめの高反発マットレス(厚型17cm)
    3. 低反発並みの柔らかさの高反発マットレス
    4. おすすめの低反発マットレス(薄型5cm)
    5. おすすめの低反発マットレス(厚型22cm)

    おすすめの高反発マットレス(薄型10cm)

    マットレスで腰痛改善させるなら高反発のモットンがおすすめ。

    3種類の硬さがあり、自分の体重に合わせて自由に選ぶことができます。

    また、もし硬さ選びに失敗しても、無料で交換に対応しているので安心。

    硬さに徹底的にこだわれるので腰痛効果が期待できるわけですね。

    厚みは11cmと薄型なので、ベッドフレームの上で使うだけでなく直置きにして使うことも可能です。

    おすすめの高反発マットレス(厚型17cm)

    高反発マットレスで厚みのあるものが欲しい場合は雲のやすらぎが最適です。

    厚み17cmあり、体重が重い方でもしっかり体を支えます。
    また、以前までは敷布団のみでしたが、新たにマットレスも発売されたので直置きにしてもOKです。

    体圧分散性に優れており、腰への負担が少ないのも特徴。
    表面には羊毛を使用しているので、うつ伏せもしやすいのが他メーカーにはない強みです。

    低反発並みの柔らかさの高反発マットレス

    「低反発並みの柔らかい寝心地が好み」「けど腰痛対策もしたい」という方は、エムリリーがおすすめです。

    エムリリーは上層に低反発、下層に高反発素材を使用した二層構造のマットレスとなっています。

    そのため、寝心地が柔らかいものの、適度な反発力で腰を支えるため腰痛効果も期待できます。

    おすすめの低反発マットレス(薄型5cm)

    当記事でもご紹介したトゥルースリーパーは低反発マットレスの王道と言えるでしょう。

    柔らかい手触りで万人受けしやすい優しい寝心地です。

    厚み5cmなので、他のベッドや敷布団の上に重ねて使うのが最適といえます。

    おすすめの低反発マットレス(厚型22cm)

    もし、トゥルースリーパーが薄いという場合は、厚みのある「コアラマットレス」がおすすめ。

    厚み22cmのベッドマットレスで、柔らかい寝心地になっています。

    体が深く沈みますが、厚みがあるので床の底つき感を感じません。

    腰痛改善よりも、とにかく柔らかさを重視したい・うつ伏せ寝をしたいという方に向いているでしょう。

    詳しくは各リンクからチェックしてみてください!

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